プロジェクトコンセプト
香川大学から、「うどん」を発信するわけ
地域貢献を標榜する香川大学において、地域の文化や風土を、世界に向けて発信することも、一つの貢献と考える。また、創造工学部として考えた場合に、研究成果を地域にフィードバックし、地域産業界を活性化することが、最も重要な貢献である。その一方で、地域と連携した取り組みを、世界に発信することで、地域産業を活性化することも重要な取り組みである。
ロボット技術をアピールする方法としては、最先端技術を前面に押し出すことも重要であるが、そのパフォーマンスをわかりやすく、インパクトのあるものにすることも、重要である。
今回は瀬戸内国際芸術祭を通じて、発表することを考えると、香川県から発信していることがわかりやすく、一般にひろく認知されたものをツールとすべきである。
その点で、「さぬきうどん」が、最も適したツールである。 また、実食することも、イベントにおけるパフォーマンスとして、「さぬきうどん」を体験する重要な要素である。
目の肥えた瀬戸芸の来場者の鑑賞に堪えられるものに
ロボット技術として、来場者に驚きを与えると同時に、デザインやパフォーマンスにも、クオリティーを追及して、開発する。本場さぬきうどん協同組合をはじめとするプロの目で監修いただき、さぬきうどんのブランドに恥じないパフォーマンスを目指す。
安全安心を確保しつつ、お客様に喜ばれるパフォーマンスに
食品を提供するという点で、安全安心について、最大限の配慮を行う。
・ 食材に触れる部分はすべて、食品衛生法適合品を使用
・ うどんは、デモ直前に調達、規定の時間で、残数は破棄
・ 提供容器や箸など、すべて使い捨てとする
・ 食材に触れる部分は、すべて、毎日開始前、終了後に洗浄を行う。必要に応じて、デモの前後でも洗浄を行う。
・ 会場の清掃、スタッフの手洗い、アルコール消毒など、マニュアルを整備し、徹衛生教育の下、管理を行う。
メッセージ
ロボットは、身近なところに増えてきています。でも、その中身を見たことはありますか?
ロボットは、コンピュータや機械などの様々な技術が集まってできています。最先端の技術により、高度な機能を実現しているものもありますが、うどんロボットでは、わかりやすい技術にこだわって、製作してみました。